旅行で初めての場所に行く時は何かと不安なことも。
空港からホテルまでどうやって行けば良いのか?ちゃんと両替できるのか? Wi-Fiは?
それで、この記事ではダナン空港に到着してから最初に行うべき3つのこと──両替・SIMカード購入・市内への移動手段──について、わかりやすくまとめました。
是非、ダナン旅行の良いスタートの参考にしてください。
ダナン国際空港について

成田から直行便で約5時間40分、関空からだと約5時間。
空港からダナン市内中心部までは車で15分程。アクセスが良くてとても便利です。ランタンの街「ホイアン」までは車で約40分。
ダナン空港のターミナルは2つ。第1ターミナルは国内線、第2ターミナルが国際線です。
と言っても隣接しているので、ターミナル間は徒歩5分です。
着いてから、まずは【両替】
ダナンでは、まだクレジットカードを使えないレストランが多いです。ローカルのお店や市場ではまず使えません。
現金は必須! 問題はどこで両替するか?
結論から言うと、ATMでの海外キャッシングが最もおすすめ。
簡単・便利で、レートも比較的良いです。
一般的に、レートが良いのは以下の順になります。
- ダナン市内の貴金属店で両替
- クレジットカード海外キャッシング(繰上返済推奨)←おすすめ!
- 日本での外貨宅配
- 日本国内の銀行で両替
- ダナン空港で両替
レートが一番良いのは市内の貴金属店。
ただ日本円を両替してくれるのは比較的大きな店舗に限られます。探すのがちょっと面倒で時間ロスになる事も。
では、空港内の両替店はどうか?
実はダナン空港でのレートは有り得ないくらい悪いです。日本国内での両替より悪い。さすが人気観光地ですね。
どうしても必要な場合を除いて、ダナン空港での両替はお勧めしません。(ちなみにハノイやホーチミンの空港での両替レートは悪くないです。乗継の方は参考までに。)
ATMでの海外キャッシング
ということで、空港内ATMでキャッシングするのが個人的に一番おすすめです。便利でレートも比較的良いです。
ダナン空港内のATMは1階にありますが少し見つけにくい場所にあります。

到着ロビーを出て、左のドア(『Departures』(出発)」の案内)のドアを入った階段下にあります。
引出方法はどのATMも大体一緒です。
- 言語選択【English】
- 注意事項確認【NEXT】
- 暗証番号入力
- 現金引出【Cash Withdrawal】
- 口座選択【CREDIT】
- 【金額入力(1回に最大引出5,000,000ベトナムドン)】
- レシート選択【YES or NO】
ベトナムドン→円の換算方法は、『1000で割って5.5倍』と覚えておきましょう。(5,000,000VND→約27500円)
引出し後はなるべく早くに繰り上げ返済を忘れずに。
ダナン空港での両替
ただ、どうしても空港の銀行で両替が必要な場合もあると思います。

ダナン空港の両替所は到着ロビーを出て左側にあります。銀行の出張所ですね。
空港の銀行での両替は最小限にとどめるのが賢明です。1万円両替時、最安方法と1,000円以上差額が出ます。
次に【SIMカード購入】
SIMフリーのスマホがあれば、現地SIMカードを使うのが便利でお得です。
SIM販売カウンターは到着ロビーですぐ見つけられます。ダナン空港は大きな長方形の形で迷う事はありません。
カウンターでプランを選び、パスポート、お金、SIMフリースマホを渡せば、スタッフがすぐに設定してくれます。何もしなくて大丈夫。
プランは幾つかありました。
- 4G10日間20GB無制限(高速制限は2GB/日):250,000ドン(約1400円)
- 4G7日間7GB無制限(高速制限は2GB/日):200,000ドン(約1100円)
元のSIMカードはテープで貼って返してくれます。絶対に無くさないようにしましょう!帰国後に自分で差し替えます。
支払いはベトナムドンの他、ドルやウォン、日本円も使えるようです(ただしレートが悪い場合が多い)。
私は海外旅行時は、いつも現地でSIMカードを購入していました。設定もスタッフがしてくれ値段的にも安くて便利です。
便利な【eSIM】がおすすめ!
ただ、最近は「eSIM」を購入してます。めちゃくちゃ便利!
到着後すぐネットに繋がります。
現地で実物のSIMカードを差し替える必要がありません。あれ、意外とカウンターで待たされることがあるんですよね。
設定もQRコードを読み取るだけで簡単。わかりやすいマニュアルも付いてるので安心です。
ただ、ご自身のスマホがeSIM対応かどうかは注意してください。
家族・グループにおすすめ【モバイルWi-Fi】
eSIM対応でないスマホや家族・友人と複数でWi-Fiに繋げるなら、モバイルWi-Fiルーターのレンタルがおすすめです。
日本で事前にレンタルしておけば、複数台のスマホやPCをまとめて接続できます。
最後に【ホテル・市街地へ移動】
空港からの移動選択肢は『ホテル等の空港送迎(シャトルバス)』『タクシー』『Grab』の3択。
『ローカルバス』もある事はありますが旅行者にはハードル高めなのでお勧めしません。
【空港送迎(シャトルバス)】空港到着後すぐに楽々移動
一番安心なのは『ホテル等の空港送迎(シャトルバス)』。事前にホテルに予約しておきましょう。名前を書いたプラカードを持って待機してくれているはずです。
とはいえ、英語でのメールやり取りが面倒な場合も。
そんな場合は、予約サイトを使った空港送迎サービスがおすすめ。
- 事前にオンライン決済で安心料金。ぼったくりの心配無し!
- 日本語で簡単予約、英語は不要
- 到着ロビーでドライバー待機 → フライトで疲れた後にチャーター車で楽々移動!
私も旅行の際はいつも利用していますが、めちゃくちゃ便利!おすすめです。
✅【20%割引】 簡単予約|KKdayのダナン空港貸切チャーター車はこちら
【タクシー】安心のおすすめ3社と料金目安
メーター制のタクシー乗り場は到着ロビーを抜けると左側に。乗り場には各社の案内担当がいるのですぐにわかります。
タクシーはなるべくトラブルの少ない下記3社を選びましょう。特に空港は『ぼったくりタクシー』が多いので注意してください。途中で声掛けてくるおじさんたちは足を止めず無視しましょう。
- ビナサン(VINASUN:白い車体に緑と赤のライン)
- ティエンサ(TIEN SA:黄色い車体)
- マイリン(MAILINH:緑の車体)



ダナン市内までは15分、大体100,000ドン(約550円)。ホイアンまでは約40分、大体400,000ドン(約2200円)。
タクシー料金とは別に空港入場料10,000ドン(7人乗りは15,000ドン)が必要です。
乗車前に細かいお金を用意し、乗車後は必ずメーターがゼロからスタートしているか確認しましょう。
【Grab】東南アジア旅行の定番!
もう一つの方法は『Grab』。東南アジアでは必須の配車サービスアプリ。
個人的にはタクシーよりはおすすめです。
行き先を告げる必要も、ぼったくりや遠回りの心配も無し。便利ですよね。
荷物が多いときは大きめの車を手配しましょう。
また、ベトナムでGrabを使用する場合は、地名やホテル名が英語ではなく、ベトナム語で表示されたりして若干戸惑います。
利用するためにはネット環境が必要なので、事前にSIM購入するかレンタルWi-Fiを準備しておくと良いです。
初回利用時はSMSでのアクティベートが必要です。旅行前にアプリをインストールし、アカウント登録を済ませておくのがおすすめです!
参考:空港内のレストラン・ショップ
国際線ターミナルの3階には待ち時間できるカフェがあります。
ベトナムで有名なコーヒーチェーン店『ハイランズコーヒー』『スターカフェ』。

飲み物以外にもバインミーなど軽食もできます。他にも『バーガーキング』などがありました。
お土産店は手荷物検査の後に、LOTTE免税店、JALUX免税店があります。
が、空港内なので少しお高めですし特に目新しいものも無かったです。買い物はなるべく街中で済ませておくのがお勧めします。
以上です。
ダナンは今も開発がどんどん進んでいます。空港もさらに違った様子になっていくかもしれませんね。
是非参考にして良い旅行のスタートを切ってください。