
ハノイで有名な観光スポット「トレインストリート(Train Street)」。
家やカフェが線路沿いに並び、列車が目の前すれすれを通る瞬間はここでしか味わえない迫力があります。
一方で、安全面の問題から一時閉鎖が繰り返され、「カフェ利用者のみ入場可能」というルールがあるようです。今回は、実際にそのトレインストリートを歩き、カフェに入ってみた体験をまとめました。
トレインストリートとは?

ハノイ旧市街から歩いて約15分、細い路地を南北に走る線路沿いのエリアが「トレインストリート」と呼ばれています。
カフェや家がひしめく狭い路地を電車が突っ切る景色が観光スポットとして大人気。実際、柵がなく、目の前数十センチを電車が通過するのはかなりの迫力です!
とはいえ、観光客が増えた結果、2019年頃に一時的に閉鎖。
その後、再開と一時閉鎖を繰り返し、現在ではカフェの一部が安全対策をとって再開され、「お店の中から見学」するスタイルで楽しめるようになっています。
賑やかな北側と趣ある南側の2スポット
📍 トレインストリートの場所はこちらでチェック!
※左上のアイコンをクリックすると、一覧が表示されます。
電車が間近で見れるスポットは2スポット。
北側は、賑わっていてザ・観光地。
色鮮やかなランタンや外壁が映えるカフェも多く、人気が高いのはこちらです。ただし、人は多く、雰囲気ある写真を撮るのは至難の業かもしれません。
南側は、比較的落ち着いています。
華やかさは劣るものの、ローカル感と趣きを感じつつ楽しみたいなら、こちらがおすすめです。
実際に行ってみた
カフェ経由ならOK?

今回、私達は北側スポットへ。
旧市街から歩いて行けない距離ではありませんが、Grabで行き、近くで降ろしてもらいました。
線路近くまで行くと、地元の方に「カフェ?」をかけられます。どうやら、カフェを利用するなら、中まで案内してもらえるシステムの様です。おばさんに付いて行くと、建物中を通り過ぎ、線路沿いのお店まで案内してくれました。
踏切には警備員がいて、写真を撮ろうとしたり、線路に入ろうとしている観光客を厳しくチェックして止めていました。どうやら、地元の方と一緒にカフェに行く人だけスルーして、それ以外の方は全て立入禁止の扱いの様です。
北側エリアのお店へ

一旦お店や線路内に入ってオーダーしてしまうと、自由に散策できます。
周りのカフェのメニューを見てみましたが、大体同じような値段。大体50,000~70,000ドン前後(約300~400円)です。私たち家族4人の飲み物合計1080円でした。若干観光地価格ではありますが、十分許容範囲だと思います。
私達は時間よりだいぶ早めに着いたので、それほど混んでいませんでしたが、曜日によってはだいぶ混雑するようです。落ち着いて楽しみたい場合は、早めに来て席を確保するか、人が少ない南側に行くかすると良いかもしれません。
カフェから見る線路の風景

夕方になると、ライトアップされた線路がとてもきれいです。ネオンの明かりが反射して、まるで映画のワンシーンのよう。ハノイらしい雑多な雰囲気の中にも、どこか幻想的な空気が流れます。
私達は時間よりだいぶ早く付いたので、結局電車が通過する前に帰りました。それでも独特の雰囲気と景色で大満足!電車が通過する瞬間を見たい人は、電車の本数が限られているので、事前に時間を確認しておくと良いと思います。
列車のタイミングは?

列車の本数はそれほど多くなく、特に平日は運行が限られているようです。
一応調べたものを載せておきますが、頻繁に変わるようです。また、時間通り来ないことも。確実に立ち会いたい場合は、事前にお店にWhatsApp等で確認すると良いかもです。
おすすめは週末の19時以降。1時間滞在すれば、1本は見れると思います。ただし混雑するので、早めの到着がおすすめです。
| 位置 | 曜日 | 通過時刻 |
|---|---|---|
| 北側スポット | 月〜金 | 8:30、9:30、11:50、15:15、19:50、21:15、21:30、22:00 |
| 北側スポット | 土・日 | 6:00、7:15、9:30、11:50、15:30、17:30、19:30、19:50、21:15、21:30、22:00 |
| 南側スポット | 月〜日 | 6:10、11:40、15:30、18:00、19:10、19:50、21:00 |
通過に立ち会えれば、すぐ目の前を列車が通り抜ける大迫力の瞬間を見られます。その距離、ほんの数十センチ。くれぐれも安全に注意しつつ、楽しんでください。
帰り道

帰りは、普通に線路沿いを歩いて踏切の方へ。一部は閉鎖されていましたが、踏切付近の出入口から出ることができました。
行き方と注意点まとめ
場所: ハノイ駅から徒歩約15分。おすすめはGrab。
入場方法: カフェを利用すればOK(それ以外は警備員に止められる)
おすすめ時間帯: 夕方〜夜(ライトアップがきれい)
- 無断で線路に立ち入らない
- 列車が通る際は、カフェ店主の指示に従う
- 写真を撮るときは周囲に注意
- あくまで「地元の人の生活の場」であることを忘れずに
まとめ

ハノイのトレインストリートは、単なる写真スポットというより、街の生活と旅の非日常が交わる場所。
地元の人の暮らしのすぐそばを列車が通り抜け、観光客はカフェからその光景を見守る——そんな独特の距離感が面白いところです。
「線路のすぐ横でコーヒーを飲む」という、ちょっとスリルのある体験をしたい人にはぴったり。安全に注意しつつ、楽しんでください!
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