台北ホテル完全ガイド!旅の目的別おすすめエリア5選【台湾】

台北街並み

photo by DIT

台北旅行の満足度を左右する最大のポイントは、「どのエリアに泊まるか」です。

「移動に便利」なエリアもあれば、「街歩きや雰囲気を楽しめる」エリアもあり、目的に合わない場所を選ぶと不便に感じることもあります。

この記事では、初めての方からリピーターまで、旅のスタイルに合わせた最適な宿泊エリア5選を分かりやすく解説します。

台北の主要宿泊エリアMAP

まずは、今回ご紹介する台北の主要宿泊エリア5つを確認しましょう。

台湾ホテルエリア
エリア名特徴
①台北駅周辺【利便性重視】 空港鉄道や新幹線の拠点。移動効率を最大化したい人向け。
②中山エリア【安心・日系重視】 日系ホテルや日本語対応が多く、治安とグルメのバランスが最高。
③西門町【コスパ・若者向け】 リーズナブルなホテルが豊富。夜まで遊びたい若年層に。
④信義・東区【高級・都会派】 5つ星ホテルや台北101周辺。贅沢な滞在や夜遊びを楽しみたい人へ。
⑤南京復興エリア【穴場・ビジネス】 観光エリアへのアクセスが良く、静かで質の高い中堅ホテルが密集。

① 台北駅周辺(台北車站)|移動効率重視なら間違いなしの最強拠点

台北駅外観

台北の絶対的な玄関口であり、最大のターミナル駅である台北駅(台北車站)周辺。

結論から言うと、「限られた時間で効率よく観光したい」「移動で迷いたくない」という方にとって、ここ以上の場所はありません。

桃園国際空港から「MRT空港線」で最速約35分。到着してすぐに重い荷物をホテルに預けられるのは、短期旅行が多い日本人にとって最大のメリットです。地下鉄(MRT)の主要路線が交差しているのはもちろん、新幹線(高鉄)や台鉄の乗り場も集結しているため、九份や台中など、台北市外へ足を伸ばす際も非常にスムーズです。

メリットデメリット
空港アクセスが圧倒的に楽。 到着後・帰国前の移動に無駄がない。駅構内が「迷宮」のように複雑。 出口を間違えるとかなり歩くことに。
雨の日でも安心。 広大な地下街が広がっており、濡れずに移動・買い物ができる。常に人が多く、落ち着かない。 街の情緒や静かさを求める人には不向き。
飲食店・お土産屋の宝庫。 駅ナカの「微風台北車站」には人気店が集結。「窓なし」の格安ホテルが多い。 予約時にしっかりチェックが必要。

② 中山エリア|「安心・日系・グルメ」が揃った日本人一番人気の万能エリア

台北中山エリア

photo by DIT

台北駅のすぐ隣に位置しながら、街の雰囲気がガラリと洗練されるのが中山エリア。

「初めての台北でどこに泊まるか迷っている」「海外でも日本並みのサービスを受けたい」という方にとって、最も失敗が少ないエリアです。

このエリアの最大の特徴は、日系ホテル(オークラ、ニッコーなど)や日本語が通じるスタッフが常駐するホテルが非常に多いこと。また、駅周辺には三越などの百貨店や、台湾を代表するグルメ店、マッサージ店が密集しており、徒歩圏内だけで台北観光の醍醐味をほぼ網羅できてしまいます。

近年では「赤峰街」などの路地裏にレトロな建物をリノベーションしたお洒落なカフェや雑貨店が急増中。都会的な便利さと、台湾らしい情緒を同時に楽しめるのが最大の特徴です。

メリットデメリット
日本語が通じる安心感。 日系ホテルが多く、海外初心者でもストレスが少ない。宿泊費が全体的に高め。 人気エリアゆえに、他のエリアより予算が上がる傾向。
夜まで楽しめる「食」の充実。 小籠包の有名店や深夜営業の居酒屋も多い。週末はとにかく人が多い。 中山駅周辺は常に賑わっており、静寂は期待できない。
路地裏散策が楽しい。 赤峰街エリアは、女子旅やカメラ好きにはたまらない。夜の顔を持つ一面も。 林森北路周辺は歓楽街なので、夜遅くに歩く際は賑やかな道を。

③ 西門町|コスパと賑わい重視!夜まで遊び尽くしたいアクティブ派の拠点

台北西門町

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「台北の原宿」とも称される西門町は、常に若者や観光客の熱気で溢れる台北一のエネルギッシュなエリアです。

「宿泊費を抑えて、その分グルメやショッピングにお金を使いたい」「夜遅くまで台北のストリート文化を楽しみたい」というアクティブ派に最適な場所です。

一歩街に出れば、最新のトレンドショップやドラッグストア、そして「阿宗麺線」などの有名屋台がズラリ。MRTは便利な青のライン(板南線)と緑のライン(松山新店線)の2路線が利用できるため、龍山寺や中正記念堂といった主要スポットへのアクセスも抜群です。また、リノベーションした個性的なデザインホテルや、コスパの高いブティックホテルが密集しているのもこのエリアの特徴です。

メリットデメリット
ホテルのコスパが非常に高い。 お洒落で手頃なデザインホテルが豊富。とにかく賑やか(騒がしい)。 深夜まで人通りが絶えず、静けさは皆無。
夜遅くまで遊べる・食べられる。 深夜営業の店が多く、夜型の人には天国。「当たり外れ」がある。 古い雑居ビル内のホテルも多いため、下調べが必須。
街全体がフォトジェニック。 虹色の横断歩道やネオンなど、歩くだけで楽しい。週末の混雑が激しい。 MRTの駅に入るだけでも一苦労することも。

④ 信義・東区|都会派の憧れ!ラグジュアリーな滞在と洗練されたナイトライフ

台北101タワー夜景

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台北の「今」を最も象徴するエリアが、この信義(シンイー)と東区(ドンチー)です。

「せっかくの旅行だから贅沢に5つ星ホテルに泊まりたい」「洗練された都会の雰囲気の中で、ショッピングやバー巡りを楽しみたい」という大人旅にベストな選択です。

台北101がそびえ立つ信義エリアは、まさに台北のマンハッタン。W台北やグランドハイアットといった世界的ラグジュアリーホテルが軒を連ね、都会的な滞在が叶います。隣接する東区は、感度の高いセレクトショップや隠れ家的なバー、最新のトレンドレストランが集まるエリア。昼はショッピング、夜は夜景の見えるバーで一杯、といった優雅な旅行に適しています。

メリットデメリット
ホテルの質が圧倒的に高い。 プールやスパが充実した高級ホテルが密集。宿泊費は台北で最高クラス。 他のエリアに比べると予算が大幅に上がる。
ショッピングとナイトライフの宝庫。 徒歩圏内に巨大モールやバー、クラブが集結。ローカル感は控えめ。 昔ながらの「台湾らしさ」を求める人には物足りないかも。
台北101が見える部屋も。 部屋から眺める夜景は、このエリアだけの特権。移動が意外と広い。 エリアが広大なので、歩き疲れてタクシー利用が増えがち。

⑤ 南京復興エリア|落ち着きとコスパを両立した「穴場」

台北遼寧公園

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「台北駅や中山は便利だけど、もう少し静かに過ごしたい」「でもアクセスが悪くなるのは嫌だ」——そんな理想を両立してくれるのが、南京復興エリアです。

「台北の地理を少し把握したリピーター」や「落ち着いた環境でホテルライフを楽しみたい大人」に最もおすすめしたい穴場エリアです。

ここは台北屈指のビジネス街。夜や週末は驚くほど静かで、治安の良さも抜群です。MRTは緑のライン(松山新店線)と茶色のライン(文湖線)の2路線が利用可能。中山や西門、さらには松山空港(羽田便の拠点)へも乗り換えなしでアクセスできる機動力の高さが自慢です。中山エリアより少し予算を抑えつつ、同価格帯なら一回り広くて新しいホテルが見つかる、まさに「知る人ぞ知る」コスパ激戦区でもあります。

メリットデメリット
観光効率が意外と高い。 2つの主要路線が使え、松山空港からも非常に近い。「いわゆる観光地感」は薄い。 台北101のようなランドマークは近くにない。
コスパと質のバランスが最高。 中山エリアより安く、質の高いビジネスホテルが多い。週末の夜は静かすぎる。 ビジネス街のため、日曜夜などは閉まっている飲食店も。
地元の美食に触れられる。 遼寧街夜市など、地元民に愛される「ガチで旨い」店が多い。大型百貨店は少なめ。 ショッピングメインなら中山や信義へ移動が必要。

台湾・台北のホテル選び:知っておきたい特徴と注意点

台湾ホテル

photo by DIT

エリアが決まったら、いよいよ予約です。しかし、台北のホテル事情は日本と似ているようで、実は「予約確定ボタン」を押す前に確認すべき特有のルールがいくつかあります。

後悔しない旅にするために、プロが必ずチェックする5つのポイントをまとめました。

1. 【重要】アメニティの持参が必須に!環境保護の新ルール

台湾では近年環境保護法に基づき、ホテルでの使い捨てプラスチック製品(歯ブラシ、カミソリ、クシなど)の提供が段階的に制限されています。

  • 現状: 以前のように「部屋に完備」されているホテルは激減しています。フロントで別途購入するか、自分で持参するのが現在のスタンダードです。
  • アドバイス: お気に入りの歯ブラシセットは日本から持参しましょう。シャンプーやボディソープは備え付け(ボトル式)がある場合がほとんどです。

2. 「窓なし(Windowless)」は想像以上にハード

台北の、特に駅近や古いビルをリノベーションしたホテルに多いのが「窓なし」の部屋です。

  • ここが落とし穴: 予約サイトで「同クラスより数千円安い」場合は、ほぼ間違いなく窓がありません。
  • 正直なところ: 台北は湿気が多いため、窓がないと部屋にこもった感じがしたり、朝になっても時間がわからず、心理的なストレスを感じる人も多いです。「寝るだけ」と割り切れる方以外は、「窓あり(Windowed / City View)」を選ぶのが無難です。

3. バスタブの有無と「シャワーのみ」の文化

日本人にとって「お風呂での疲れ取り」は重要ですが、台北の中堅以下のホテルではバスタブがない「シャワーのみ」のお部屋が一般的です。

  • 注意点: ランクの高いホテルでも、スタンダードルームはシャワーのみというケースがあります。
  • アドバイス: 湯船に浸かりたい方は、予約時の設備欄に「バスタブ(Bathtub)」があるかを必ず確認してください。また、格安ホテルではシャワーとトイレの間に仕切りがない「びしょ濡れスタイル」の部屋も存在するので、写真チェックは必須です。

4. 冬の台北には「暖房」がない?!

意外と知られていないのが、台湾の空調事情です。

  • 冷房は最強: 台湾のホテルは「冷房」が基本。夏場はもちろん、湿気対策で一年中冷房が入っていることもあります。
  • 暖房がない: 台北の冬(1〜2月)は10度前後まで冷え込むことがありますが、多くのホテルには暖房機能がありません
  • アドバイス: 冬場に宿泊する場合は、パジャマを厚めにするか、フロントで毛布(Extra Blanket)を借りる準備をしておきましょう。

5. 週末と平日の「価格差」が激しい

台北のホテル価格は、週末(金・土)や現地の連休になると、平日の1.5倍〜2倍近くまで跳ね上がることがよくあります。

  • 賢い選び方: もし日程に融通が利くなら、日曜〜木曜の宿泊をメインに組むと、同じ予算でワンランク上のホテルに泊まれます。
  • イベント時: 旧正月(1月〜2月の変動制)や年末年始、大規模な展示会(COMPUTEXなど)がある時期は、エリア全体が満室になるため、3ヶ月以上前の予約が鉄則です。

朝食プランは「なし」でもOK?
台北のホテルは朝食付きプランが多いですが、あえて「朝食なし」を選ぶのも通な楽しみ方です。
台北には「豆漿(トウジャン)」や「ダンビン」といった、安くて最高に美味しい朝食専門店が街中に溢れています。
ホテルでゆっくり食べるのも贅沢ですが、一歩外へ出てローカルに混じって朝食を食べるのもおすすめです!

台北のおすすめホテルエリアまとめ

台北のホテル選びは、「立地」と「窓の有無」、そして「最新のアメニティ事情」を抑えれば完璧です。

  • 移動効率なら: 台北駅周辺
  • 安心と街歩きなら: 中山エリア
  • 若者文化とコスパなら: 西門町
  • 贅沢な都会派なら: 信義・東区
  • 落ち着いた穴場なら: 南京復興エリア

あなたの旅のスタイルにぴったりのエリアを選んで、素晴らしい台北の夜を過ごしてください!

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