マレーシアの首都・クアラルンプールには、国際空港として有名なKLIA(クアラルンプール国際空港)だけでなく、もうひとつ「スバン空港(Subang Airport)」という空港があります。
このスバン空港には、プライオリティパスで利用できるラウンジ「スカイラウンジ(SkyLounge)」があり、実際に利用してみたのでレポートします。
スバン空港ってどんな空港?
スバン空港の正式名称は「スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(Sultan Abdul Aziz Shah Airport)」、空港コードは SZB。クアラルンプール市内中心部から近く、主にマレーシア国内線の拠点として運用されています。
大きな空港ではありませんが、クアラルンプールの都心に近く使い勝手が良いです。
主に就航している航空会社は、ファイアフライ(Firefly)とバティックエア・マレーシア(Batik Air Malaysia/旧マリンド・エア)。Fireflyはプロペラ機を使用している一方、バティックエアはジェット機での運航も行っており、近距離の国際線(例:シンガポール線)も一部就航しています。
日本の空港に例えるなら、「都心に近く国内線中心」という意味で羽田空港に近いポジションですね。
小さな空港なので空港内であちこち移動する必要がありません。
が、空港内のお店は少なく小さなショッピングモールといった感じです。

【注意】空港を間違えないように!
クアラルンプールには以下の3つの空港があります。
- KLIA(KLIA1):国際線中心
- KLIA2:格安航空会社(LCC)用ターミナル
- スバン空港(SZB):国内線中心。都心から近い
国内線であっても、KLIA発着とスバン空港発着があるため、航空券を予約する際は出発空港に注意してください!
KLIA・KLIA2は、同じ空港敷地内にあり、無料シャトルバス等で比較簡単に移動できますが、KLIA・KLIA2とSZBは直通移動手段がなく、行き来に最低でも1時間以上かかるため要注意です。
スバン空港の行き方(2025年版)
- KL市内中心部から:
Grabやタクシーで約30〜60分(通常は約40分)。行き先は「Subang Airport」または「SkyPark Terminal」で通じます。 - KLIA・KLIA2から:
一度【KLセントラル駅】までKLIAエクスプレスで移動し、そこからタクシーやGrabでスバン空港へ行くのが現実的なルートです(所要時間は合計で約1.5時間程度)。
スカイラウンジ(SkyLounge)の場所と利用条件

ラウンジはランドサイド(一般エリア)にあります。到着時でも利用できるのが嬉しいポイント。
場所は、到着・出発ゲートを背にして、正面の階段またはエスカレーターで2階へ。搭乗券が必要なので、チェックイン後に利用可能です。
ラウンジの様子
施設全体の印象
ラウンジ内はそれほど広くないですが新しくて綺麗な印象でした。ソファーとテーブル席がそれぞれ数席ですが、少し休憩したりPC開くのには十分です。壁にはユニバーサルタイプのコンセントもありました。



設備
- 無料Wi-Fi
- ユニバーサル電源コンセント
- 新聞・雑誌
- 冷暖房
- フライト情報
- 会議室(有料)
- バリアフリー対応
- 禁煙
✖シャワー設備
残念ながらシャワーはありません。国内線メインの空港なので、これは仕方ないですね。
軽食・飲み物
食事はマレーシアの定番「ナシレマ」のほか、冷蔵ショーケースに
- サラダ
- サンドイッチ
- パスタ
- デザート類
が揃っています。温め用の電子レンジもあり、軽食には十分な内容です。
コーヒーマシンもありました。



ラウンジの基本情報
- 営業時間:毎日 6:00〜20:00
- 場所:ランドサイド(一般エリア)2階
- 利用条件:2歳未満無料、プライオリティパス
利用してみた感想
小さなラウンジではありますが綺麗で使い勝手が良いラウンジです。ランドサイド(一般区域)にあるのもポイント。到着時にも使用できそうです。
プライオリティパスを既にお持ちだったら無料なので是非ラウンジを利用してみてください。もしまだでしたら、楽天プレミアムカードから発行するのがオススメです。
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