プーケットタウン完全ガイド|映えスポット・カフェ・ウォールアートで巡るおしゃれな旧市街

プーケットタウン街並み

プーケットタウンとは? | 人気の理由

プーケット島の南東部にある「プーケットタウン(オールドタウン)」は、写真映えする街並みウォールアートで注目の人気観光スポット。
色とりどりの建物が並ぶ旧市街では、思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん見つかります。

街全体は中華とポルトガルの文化が融合した「シノポルトガル様式」の建物が中心。
淡いピンクやターコイズブルーの壁、アーチ型の窓、細かな装飾など、どこを切り取っても絵になる独特の街並みです。

この記事では、観光客に人気なウォールアートのスポットを中心に、プーケットタウンのおすすめスポットをご紹介します。

📍アクセス:空港から車で約1時間、パトンからは約30分
📍おすすめ滞在時間:半日~。1泊するのもおすすめ

インスタ映えするウォールアートスポット

📍 ウォールアートの場所はこちらの地図でチェック
※左上のアイコンをクリックすると、一覧が表示されます。

①故ラーマ9世のウォールアート

故ラーマ9世のウォールアート

第9代のタイ国王、ラーマ9世の壁画。タイ人観光客なら必ず記念撮影する場所。プーケットタウンの象徴的な場所の一つです。
国王へのリスペクトを込めて、地元のアート集団 4 Studio Phuket(教師・生徒含む30名以上)によるプロジェクト 「100 Art for Dad」の一環で、5日間で作成されました。2016年、国王の誕生日に完成したそうです。

②ジオメトリック・イーグル

ジオメトリック・イーグル

オールドタウンのハイライト、Soi Romanee入口に描かれています。作者は地元出身のアーティスト。
鮮やかな幾何学模様と大胆なカラーリングが特徴で、「子どもの頃のお菓子」「プーケット市内を走るバスの模様」を連想させるモチーフが隠されているそうです。

③レッド・トータス・マルディ(赤い亀マルディ)

レッド・トータス・マルディ(赤い亀マルディ)

タイを代表するストリートアーティスト、Alex Face が手掛けたウォールアート。
三つ目の少女「Mardi」が赤亀餅(アン クー)を思わせる甲羅を背負い、うさぎのフードで描かれたユニークなビジュアル。長寿や繁栄を象徴する亀と、現代アートが融合した作品だそうです。

④ベジタリアン・タイガー

ベジタリアン・タイガー

プーケットでは毎年、中華系タイ人を中心に、身を清め悪事をお祓いするために、9日間の菜食週間祭り:ベジタリアン・フェスティバル(タイ語:キンジェー)が開催されます。この祭りをモチーフとして制作されました。
祭りを表す「火の爆竹」「九燈(9本の中国式ランプ)」「菜食を表す「齋=ジェー」などが取り入れられています。

⑤サーフィング・バード

サーフィング・バード

スタイリッシュな鳥がウミガメに引っ張られ “サーフィン” しています。ウミガメが卵を落としているような表現は、「かつてこの島でウミガメが産卵に上陸していた光景」を象徴しているそうです。
観光化や環境の変化によって失われつつある自然の風景を、ストリートアートのかたちで表現しているのかもしれません。

⑥アンクル & アンティー セーリング オータオ(オータオ屋のおじさんとおばさん)

オータオ屋のおじさんとおばさん

オータオを作る福建系移民のおじさんとそれを貰うおばさんの絵が壁に描かれています。
オータオとは、プーケットでだけ食べられる料理で、もんじゃ焼きのような食べ物。タロイモ、揚げた豚の皮、小さなカキを、小麦粉と卵、おろしにんにくとチリソースで炒めたものです。
かつてのプーケットの日常を思い描くことができます。

⑦ババ衣装を着たマルディ

ババ衣装を着たマルディ

Alex Faceによるウォールアート。三つ目のキャラクター “Mardi” が、ババドレスを着て、山盛りの紙幣が入ったトロリーを押しています。ババとは福建移民の男性と現地女性との間に生まれた華僑華人たちの呼称。中国の伝統とタイの慣習が融合した独特の文化を生み出したようです。

プーケットタウン | その他の街歩きスポット

プーケットタウン街並み

photo by TAT

プーケットタウンにはウォールアート以外にも、見どころがたくさんあります。
📍 街歩きおすすめスポットをこちらの地図でチェック
※左上のアイコンをクリックすると、一覧が表示されます。

①クラビ通り

シノポルトギースの建物が集まるエリア。カラフルな外壁、精緻な装飾などを鑑賞できる。タラン通りと共に観光のメインになる通り。

②タラン通り

シノポルトギースの建物が集まるエリア。カラフルな外壁、精緻な装飾などを鑑賞できる。クラビ通りと共に観光のメインになる通り。

③プロムテープ時計塔

街のランドマーク。1914年建造の時計塔。ヨーロッパから時計を運んで船が沈んだため、当初は動かない時計が設置されていた。現在の時計は1976年に寄贈されたもの。

④ミートンポー

1946年創業。太麺を野菜や肉、魚介と炒めたミーホッケン(中国福建省の麺料理)が名物、70B、卵入り80B。

⑤スリンサークル時計塔

市民が行き交うタウンの起点。ここから5つの通りが延びていて、プーケットロードを北へ進むとオールドタウンへと入っていく。

⑥タボン・プーケット・ミュージアム

島の歴史を振り返るプチミュージアム。タボン・ホテルのロビーの一角を利用した小さな博物館。展示品はそれほど多くないが、プーケットの歴史の一部に触れられる。

⑦ラサダ・ハンドメイド

定番のタイ雑貨はここで購入できる。刺繡入りのバッグやシルク製品、シルバーアクセサリー、アロマオイルなど、タイの民芸品や小物が何でもそろう便利な店。

⑧ブルー・エレファント

ロンドンやパリにも展開する有名店のプーケット店。シノポルトギースの邸宅を改装した優雅な空間で、モダンなタイ料理を味わえる。

⑨レインツリー・スパ

シノハウス・ホテル・アパートメントに併設された8部屋の小さなスパ。中国風の装飾が印象的なオリエンタルな空間で、丁寧なトリートメントは地元でも評判。

宿泊も便利|オールドタウンのホテルに泊まるのもおすすめ

ザ メモリー アット オン オン ホテル

photo by Agoda

観光だけでなく、オールドタウンに宿泊するのもおすすめです。
シノポルトガル様式のめちゃくちゃお洒落なホテルにも泊まれます。映画やドラマのロケ地に使われた歴史的なホテルにお手軽に宿泊できるので超おすすめです!

👇プーケットタウンのおすすめホテルはこちら!

ザ メモリー アット オン オン ホテル

まとめ | プーケットタウンは“歩いて楽しい”アートの街

プーケットタウン(オールドタウン)は、カラフルな街並み・歴史ある建物・アート・グルメがすべて徒歩圏内で楽しめる、プーケット島でも特に魅力的なエリアです。

半日観光も良いですが、せっかくなら一泊するのもおすすめ。
日曜夜にはサンデーマーケットも開かれます。昼と夜で表情を変える街並みやカフェ巡りも満喫してみてください。

👇プーケットのおすすめアクティビティはこちら!

タイガーキングダム