
東南アジア屈指のリゾート地、ベトナム・ダナン。
ビーチ・グルメ・世界遺産ホイアンなど、旅の楽しみが凝縮されたコンパクトな街ダナンは、女子旅・カップル・ファミリーにも人気急上昇中です。
この記事では、最新の実体験や現地情報をもとに、最低限知っておきたい情報をまとめました。
ダナンってどんな街?ベトナム中部の海辺のリゾート都市
ダナンは、ベトナム第3の都市でありながら、南国のリゾート感とベトナムのローカル文化が共存する旅先。
空港から市街地までは約15分とアクセスも良く、ビーチ・グルメ・観光すべてがぎゅっとまとまっています。
- 有名ビーチ:ミーケービーチ、ノンヌオックビーチ
- 近郊の人気観光地:ホイアン(車で約40分)、バーナーヒルズ、ミーソン遺跡など
- ベトナムの中でも比較的治安が良く、旅行初心者にもおすすめ!
ダナンのベストシーズンと気候
ダナンは一年を通じて比較的温暖な気候ですが、観光に適した乾季(2月〜8月)と、雨の多い雨季(9月〜1月)に分かれています。
時期 | 気候の特徴 | おすすめ |
---|---|---|
2〜4月 | 乾燥して過ごしやすい (平均気温:24-30℃) | 気温も穏やかで快適。街歩きに◎ 雨も少なく散策にピッタリ 寒くて海に入れない日もある |
5〜8月 | 晴れの日が多く暑い (平均気温:28-34℃) | ビーチリゾートを楽しみたい人に最適 日によっては40℃近くになることも 紫外線&暑さ対策は必須! |
9〜1月 | 雨季(スコールあり) (平均気温:22-32℃) | 旅行費用が下がり、観光地も空いている 気温は25〜30℃前後で過ごしやすい日も 1時間程度のスコールが増える |
※雨季でもずっと雨が降るわけではなく、短時間のスコール程度の日も多いです。
滞在日数の目安は?【3泊4日〜が理想】
せっかくのダナン旅行、ゆったりと楽しむためには最低でも3泊4日以上がおすすめ。
ホイアンも組み合わせると、より充実した時間が過ごせます。
モデルプラン例:
【1日目】午後にダナン着 → ホテルチェックイン → 夕食&ビーチ散歩
【2日目】ダナン市内観光(五行山・ドラゴン橋・市場など)
【3日目】ホイアン日帰り or 1泊(ランタンナイト)
【4日目】バーナーヒルズ or カフェ巡り → 空港へ
- ダナン 2泊: ビーチリゾートでのんびり。ホテルステイを満喫。
- ホイアン 1泊: 世界遺産の旧市街。夜のランタンが幻想的。
- 余裕があれば… バーナーヒルズやミーソン遺跡なども追加可能。
ダナン旅行の予算感|気になる費用の目安は?

ベトナムの物価は全体的に安く、旅行中に「コスパの良さ」を実感する場面が多いです。
ローカルフードやマッサージ、買い物もリーズナブルに楽しめます。
ダナンの主な物価目安
商品・サービス | 現地価格(VND) | 日本円換算 |
---|---|---|
水(500ml・コンビニ) | 6,000〜8,000 VND | 約38〜50円 |
缶ビール(ローカル銘柄) | 12,000〜18,000 VND | 約75〜110円 |
ミークアン(名物麺料理) | 35,000〜65,000 VND | 約220〜410円 |
フォー(定番米麺) | 40,000〜75,000 VND | 約250〜470円 |
ローカルコーヒー(カフェ・スダなど) | 18,000〜30,000 VND | 約110〜190円 |
フットマッサージ(60分) | 120,000〜250,000 VND | 約750〜1,560円 |
タクシー初乗り(1km前後) | 12,000〜15,000 VND | 約75〜95円 |
- ローカルレストランで食事をすれば、1日あたりの食費は1,000円以下でも十分。
- マッサージ店は質も高く、日本より格安で癒し体験ができる。
- コンビニ・スーパーも充実しており、旅の節約派にも嬉しい環境。
旅行費用の目安
ダナンは日本と比べて物価が安く、リゾートなのにコスパが抜群です。航空券を含めてもリーズナブルに楽しめます。
項目 | 目安金額(4泊5日/1人) |
---|---|
航空券(往復) | 約45,000〜65,000円(LCC利用で変動) |
ホテル(3〜4つ星) | 1泊 約4,000〜10,000円 |
食費 | 約3,000〜5,000円(ローカル中心ならもっと安く) |
観光・移動費 | 約3,000〜5,000円 |
合計 | 約70,000〜100,000円前後が目安 |
現地での移動手段|空港→市内、ホイアンへも簡単アクセス!
空港から市内・ホイアンまでのアクセスも良好。配車アプリGrabを使えば料金が明確で、ぼったくりの心配がなくて安心です。
- ダナン市街地まで: タクシーで約15分(約700〜1,000円)
- ホイアンまで: タクシーで約40分(約2,500〜3,300円)
Grabは日本語対応ではありませんが、操作は直感的で簡単です!
タクシーの場合、比較的安全といわれるのは3社。
- ビナサン(VINASUN:白い車体に緑と赤のライン)
- ティエンサ(TIEN SA:黄色い車体)
- マイリン(MAILINH:緑の車体)。



チップは基本的に必要無し。
重い荷物を運んでくれたりした際にはおつりを少額渡す程度でOKです。
通信手段|SIM・eSIM・ポケットWi-Fi
旅行中にGoogleマップやGrab、SNSを使うなら、安定した通信手段が必要です。
滞在スタイルや人数に合わせて、SIM・eSIM・Wi-Fiを選びましょう。
- 空港や市内で簡単に購入可能
- 約8〜10日間:100,000〜150,000VND(約650〜1,000円)
- データ無制限や15GBなど選べるプラン多数
- eSIM対応スマホがあれば、現地でのSIM差し替え不要!
- QRコード読み込みだけで即開通
- AiraloやNomadなどから購入可(日本語対応あり)
- 複数人で使うなら最適
- 1日500MB〜1GBなど大容量
- 出発前に日本でレンタル、空港で受取・返却
旅慣れた人にはeSIMが圧倒的におすすめです。
両替・クレジットカード事情|ドンの桁に注意!

現地通貨は「ベトナムドン(VND)」。桁数が多いため、金額の感覚に最初は戸惑うかも。
おおよそ「1,000ドン≒5.5円」(2025年4月)で計算しましょう。
ドンを日本円に換算 → 「1,000で割って5.5倍」が目安です。
現金両替もできますが、キャッシング+ATM引き出しの方がレートが良いことが多いです。
両替 | 空港よりも、市内の両替所やATMの方がレートが良い 空港のレートはやや割高。市内のATMや銀行が◎ |
ATMキャッシング | クレジットカードで引き出し可能(手数料に注意) |
クレジットカード | ホテル・レストランでは使えるが、ローカル店では現金が基本 |
治安は?実際に感じた注意点
ダナン・ホイアンともに東南アジアの中では治安が良好な方ですが、最低限の注意は必要です。
トラブルに巻き込まれないよう、以下の点に気をつけましょう。
- スリ・置き引きに注意(スマホは手に持たずポーチに)
- 夜間の一人歩きは避ける(特に裏路地)
- Grabでの移動が最も安全で便利
ベトナム・ダナンの電圧とコンセント事情
ベトナムのコンセントは、タイプA(日本式)とタイプC(ヨーロッパ式)の複合型が主流です。
そのため、日本の電化製品(Aタイププラグ)はそのまま挿して使えることが多いのが嬉しいポイント!

ただし、一部のホテルや古い建物ではタイプC専用の差込口しかない場合もあるので注意が必要です。
「念のための備えが欲しい」という方は、変換プラグを持っていくと安心です。マルチタイプがおススメです。
日本の電圧は100Vですが、ベトナムは220V。
最近のスマートフォンやカメラの充電器は「100-240V」対応のマルチ電圧仕様が多く、基本的にそのまま使用可能です。
一方、以下の家電は特に注意が必要です:
❌ ドライヤー(100V専用のものが多い)
❌ ヘアアイロン・一部の電気シェーバーなど
こうした製品は、海外対応のものを使うか、現地のホテル備え付けのものを使いましょう。どうしても持参したい場合は変圧器が必要ですが、やや重く実用的ではありません。
ダナン旅行まとめ|初めてでも安心して楽しめる街!
- ビーチも街歩きも楽しめる、ちょうどいいサイズのリゾート
- ホイアンやバーナーヒルズも一緒に楽しめる立地
- 通信や交通も便利で、旅慣れていない人にも優しい
はじめてのベトナム旅行にもぴったりな、コスパ最強の穴場リゾート。
ぜひ次の旅先リストに加えてみてください!
以上です。では良い旅を!
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