旅行の時はお世話になった人にお土産を買って帰りたいもの。
でも『いかにも』なバラマキ用のお土産よりは、少しでも気持ちが伝わるようなお土産を選びたいですよね。
それでここではマレーシア在住の筆者が実際にリピートしている、本当に喜ばれるマレーシア土産を厳選して紹介します。どれもスーパーや空港で手軽に買えるので是非参考にしてみてください。
定番のばらまき用お土産 | LOT100のマンゴーグミ

マレーシアばらまき土産の王道ですね。
けっこう有名になって来てるんじゃないでしょうか。外国のグミ特有の人工的な味ではありません。日本人が食べても美味しく感じる濃厚なジューシー感があっておすすめです。
マレーシア旅行中に本場の旬(5月と10月の2回)のマンゴーを食べて感動しても果物を持って帰るわけにいきません。
でもこのグミでも十分に美味しいです。実際食べ出すと止まらないという日本人が続出、クセになる味です。

どこのスーパーでも手軽に買えます。空港KLIA2のLEVEL2にあるスーパー『Jaya Grocer』でも売ってます。
小さい袋に入っているタイプがちょっとしたお土産に適していて私達もよく買って帰ります。中身1個1個が個包装されているのもポイント。
1袋150gのもので5.6リンギ(約200円)。大きい袋は1㎏で35.5リンギ(約1240円)。
あと、従来のマンゴー味とは別に最近の妻のお気に入りは、サワープラス味。
酸味がプラスされていて、けっこう酸っぱいんですがあとから甘みが来て美味しいんですね。妻はお土産以外に自分用をいつも購入しています。こちらもおすすめです。
マレーシアの高級紅茶 | BOH TEA(BOH社の紅茶)

マレーシアで紅茶?と侮ることなかれ。
マレーシアの避暑地キャメロンハイランドは超有名な紅茶の生産地。豊富な降水量と温暖な気候が茶用栽培にぴったりだそうです。
そこで生産されたBOH社の紅茶はマレーシア王室だけでなくイギリス王室でも愛飲されています。マレーシアは元々イギリスの植民地だったので紅茶文化が根付いているんですね。
お土産を渡すときに、ちょっとした豆知識もお伝えするとより喜ばれるかもしれません。
BOH TEAは生産量が少ないこともあり、日本のスーパーではほとんどお目にかかりません。でも、マレーシアではスーパーや空港、お土産屋で手軽に手に入ります。パッケージもマレーシアっぽくてお土産にオススメです。値段もお手頃価格。
定番のクラシックやキャメロニアン(Cameronian)の他にもハーブティー、フレーバーティーと種類も豊富です。
どれもオススメですが、見た目も良いフレーバーティーシリーズはよく喜ばれます。パッションフルーツ、レモンwithマンダリン、ライチwithローズなど色んな味があります。どれも香りが素敵なシリーズです。
KLIA2のスーパーでは20袋入りが9.9リンギ(約350円)。中の小袋もオシャレです。軽くて持って帰りやすいのもおすすめポイントです。
見た目も可愛くて美味しい | Beryl’s(ベリーズ)のチョコレート

Beryl’s(ベリーズ)はマレーシアを代表するチョコレート会社です。
種類も豊富で、価格も手ごろなのでお土産としても人気です。
海外旅行のお土産にチョコレートっていうのは定番中の定番なんですが、ベリーズのティラミスチョコは一味違うのでおすすめです。
相手を選ばない上に確実に喜んでもらえる美味しさです。
潰れにくくてお土産に最適のプラスチック容器や缶入りのタイプもあって種類が豊富。
スーパーや街中のお土産屋でも買えます。直営店もありますね。


ただどうしても溶けやすいので旅の後半で買うのがオススメ。
マレーシア空港KLIA2のLEVEL3にお店があるので帰る前にササッと買えるのも便利です。
世界一になったインスタントラーメン | ペナン ホワイトカレーヌードル(Penang White Curry Noodle)

photo by penangfoodie.com
マレーシアではインスタント麺が大変人気。スーパーでも大量買いしている人をよく見かけますし種類も豊富。
そんな中でもアメリカのWebサイトThe Ramen Raterで2014年世界一に選ばれたのがこの『ペナン ホワイトカレーヌードル』です。直後はあまりの人気でスーパーから姿を消したとか。
いまでもライバル社の類似品が出回ってます。購入時はパッケージをよく見て『MyKuali』社のものか注意して購入してください。
実際に食べてみましたが味は、辛みのかなり強いスパイスの効いたラーメン。
ココナッツミルクで味がまろやかになっているとはいえ、ほとんどの日本人にとってはかなり辛い。お子さんには向きません。でも、辛いのが好きな人にとっては病みつきになる味です。辛さの中にコクと旨味があってハマる人にはハマる味。
実際初めて食べた次の日も食べたくなって作ってしまいました。残ったスープにご飯を入れて『カレーおじや』にしても美味しそう。作り方はマレー語、英語、中国語で袋に書かれているので困ることは無いと思います。
より美味しく食べるためには麺と一緒に『クリーマー』『スープ』『カレーペースト』を入れてぐつぐつ煮込むことをおすすめします。そうするとしっかりとスープが溶けてめちゃくちゃ美味しくなります。
辛いのが苦手な場合は『カレーペースト』の量を調整しても良いかもしれませんね。
お値段も手ごろ(4袋入り7.4リンギ:約260円)ですし、話題性も抜群なのでお土産としておすすめです。
女性に本当に喜ばれる | なまこ石鹸

見た目が可愛いだけでなくものすごい美容効果があると女性にかなり人気!
海にいるあの『ナマコ』から作られた石鹸です。
ナマコは2つに切られても生き返る再生力があるみたいです。そのナマコをココナッツオイルで煮込んで石鹸の材料と混ぜて作られるみたいですね。
実際に保湿・殺菌効果がすごいと大人気。色や香りをつけたものもあって見た目も良くてお土産にぴったりです。大体1個15リンギ(約400円)くらいです。



実際に使ってびっくりです。男性の私でもわかるくらい泡が全っ然違います! モコモコなんですね。使った後もツッパリ感がなくて保湿効果があるのがわかります。
意外と売ってるところが少ないので、確実に買うにはセントラル・マーケットがおすすめ。たくさん購入した時は値引き交渉しても良いと思います。
見た目が小さいので知らない人に渡すと『?』となるのでちゃんと説明して渡すと良いと思います。あと泡立てネットを使った方が使いやすいです。
日本に帰って使ってみると思ったより良くて、もっとたくさん買っておけば良かったという人もたくさんいました。特に女性にオススメのお土産です。
清涼感がクセになる | 白花油(ハッカ油)

photo by whiteflower.com
ハッカ油(メントールオイル)は、ハッカ油とは、ハッカソウというミントの一種を乾燥させて抽出した精油ですーっとした清涼感が特徴。
マレーシアでは薬局やドラッグストアでよく見かける定番アイテムで、頭痛、鼻づまり、虫刺されなどに使える万能オイルとして親しまれています。持ち運びやすく、価格もお手頃なのでお土産にもぴったりです。
ちょっと珍しいけど、実は喜ばれるのが「白花油(White Flower Embrocation)」。
マレーシアの薬局(ファーマシー)やドラッグストア「Watsons(ワトソンズ)」などで手に入ります。小さなボトルながら効能は抜群。頭痛、肩こり、筋肉痛、虫刺されなどの時に塗るとスーッとした清涼感が広がり、リフレッシュできます。まさに“塗るハッカ油”といった感じで、夏の時期にぴったりのお土産です。


私が買ったものは和興白花油の20mlサイズで16.8リンギ(約590円)。消費期限も長く、少量ずつ使うタイプなので1本でかなり長持ちします。
香りの刺激がもう少し強くても良いという方には、別ブランドの「上標油」も人気。よりシャープで強い清涼感が特徴です。こちらも薬局で手軽に買えます。サイズによって価格は異なり、25mlで18リンギ(630円)、7mlで7.3リンギ(250円)、3mlで5リンギ(170円)とこちらも手頃です。
サイズが小さいのでかさばらず、バラマキ用にもぴったり。ちょっと変わり種の実用的なお土産を探している方にはおすすめです。
まとめ|マレーシア土産は「手軽さ」と「現地らしさ」で選ぼう
東南アジアのお土産って正直そんなに期待されないことが多いですが、ばらまき用お土産でも良いものを渡すと本当に喜ばれます。
今回ご紹介した6つは、現地の在住者や旅行者の口コミでも特に評価が高く、配りやすさや話題性にも優れているアイテムです。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。旅の思い出とともに、ちょっとした感動もおすそ分けできるはずです。
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