
世界遺産・ハロン湾。ベトナムを代表する観光スポットです。
今回、ハノイ旧市街から参加できる1日クルーズに参加してみました。
結論からすると、一度行っておくと良いかなと思います。特に、鍾乳洞がすごかったです!
ここでは、実際のスケジュールや注意点、参加して感じたことを詳しく紹介します。
ハロン湾とは?

ベトナム北部、ハノイから車で約3〜4時間の場所にある湾で、大小約2,000以上もの石灰岩の島々・奇石が点在するダイナミックな景観が特徴。1994年には世界遺産にも登録され、その幻想的な風景が「海の桂林」とも呼ばれています。
個人で公共バスや船を乗り継いで行くことも不可能ではありませんが、移動が煩雑で費用も割高になりがち。
そのため、ハノイ発の現地ツアーに参加するのが一般的で、もっとも便利で安心です。
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一般的なツアー基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出発地 | ハノイ市内(旧市街のホテル送迎が一般的) |
| 所要時間 | 約12時間(往復移動+クルーズ含む) |
| 移動時間 | 片道 約3時間(高速道路利用) |
| 主な見どころ | ティートップ島、スンソット鍾乳洞、カヤック/バンブーボート体験 |
| シーズン | 10月〜3月:ベストシーズン。海が穏やか。 4月~6月:日差し強め。スコール多い。 7月~9月:台風・欠航に注意。予備日あると良い。 |
| 食事 | 昼食付き(船上ビュッフェ)/軽食・ドリンク付きのアフタヌーンティーあり |
| 料金目安 | 約6,000〜10,000円(ツアー会社や船のクラスにより異なる) |
| 追加料金 | カヤックまたはバンブーボート体験:3USD(現金) |
| チップ目安 | ガイド・ドライバー合わせて 5〜7USD程度 |
| 注意点 | プラスチック容器の持ち込み禁止、濡れても良い服装で参加を推奨 |
ツアースケジュールと体験レポート
ツアー予約と事前連絡

前日にツアー会社からWhatsAppやLINE、もしくはメールで案内が届きます。
集合時間、ツアー代金に含まれる内容、チップの目安(ガイド・ドライバーへ合計約5〜7ドル)など。事前連絡をしっかりもらえて安心でした。
当日は、旧市街のホテルであれば朝8:25〜8:45に送迎バスが到着します。
(あまり待ってくれないので、海外ですが、時間厳守です!!)
ハノイからハロン湾へ(約3時間ドライブ)


渋滞もあったため、9時頃に全員をピックアップ完了。リムジンバスで約3時間かけて、ハロン・ベイまで向かいます。車内では、ベトナムについてや島の名前の由来などガイドしてくれます。3時間ですが退屈しませんでした。
バスは想像以上に快適で、携帯充電も席に完備。
予想以上と言えば失礼ですが、高速の道がしっかり整備されていたので、バスもあまり揺れませんでした。普段、車酔いしやすい母も酔わずに済みました。



途中、2回のトイレ休憩があり、どちらも清潔。サービスエリアで飲み物等購入できます。
2回目の休憩では真珠養殖場の見学がありました。日本人が技術を伝えたとのこと。実際の作業を間近で見させてもらえます。売り込みは控えめで、気持ちよく過ごせます。見学だけでも十分楽しめました。
クルーズ船に乗船&昼食

港には12時すぎに到着して、すぐ乗船。座席はあらかじめ決まっており、6人テーブルでした。
今回利用したのはアロバクルーズ。席につくとすぐ昼食。味は「可もなく不可もなく」といった感じ。ビュッフェ形式でしたが、スタッフがテキパキ片付けるので、ゆっくり食べている時間はありませんでした。

食後はデッキへ上がる人が多く、日よけ付きの2階デッキに上がると、風が心地よく、景色もとても良かったです。
ティートップ島で絶景を満喫

13時すぎに最初の目的地「ティートップ島」へ。
ここでは、ハイキング(展望台への登山)かビーチ遊びを選べます。
展望台までは約400段の階段。往復約45分ほど。両親は70代ですが頑張って登頂できました。ただ、膝が悪い方や持病を持っておられる方は注意が必要です。
とはいえ、頂上から見る景色は最高!旅行パンフレットでよく見る「あの景色」を見れます。ハロン湾の象徴的な写真は、ほとんどここから撮影されたものだそうです。
カヤック or バンブーボート体験


次は、狭い洞窟をくぐるカヤック体験。
自分たちはカヤックを選びましたが、初心者でもすぐ慣れます。狭い洞窟をくぐるときには、他の船とぶつかりそうになりヒヤッとしましたが、それも含めて楽しめます。ちなみに、貴重品は防水の袋に入れて持って行けます。
洞窟の中の景色は神秘的で、行ってよかったと感じる瞬間。
注意点として、カヤックはお尻までびしょ濡れになるので、濡れてもいい服装で行くのがおすすめです。体験料は別途3USD(現金払い)でした。
スンソット鍾乳洞に感動!

15時ごろ到着したのが、今回一番印象に残ったスンソット鍾乳洞!中は想像以上に広く圧巻です!ライトアップされた鍾乳石が幻想的。これまで見た中でも圧倒的なスケールで、「ここだけでも来る価値あり」と思えるほどでした。
階段の上り下りはありますが、ティートップ島よりは楽です。観光客が多く混み合っていたものの、満足度は非常に高いスポットでした。
サンセットクルーズ&軽食タイム

16時すぎ、再び船へ戻り「アフタヌーンティー(サンセットパーティー)」の時間。
チップスとスイカ、ドリンク1本が提供されました。ただし、すぐになくなり、補充もされないので早めに取りに行くのがポイントです。
私達が取りに行った時には少ししか残っていませんでした。このあたり、島国出身者は不利です。同じテーブルのメキシコ出身の夫婦が優しくて、一緒にシェアしてくれました。
食べた後は、夕陽を眺めながら、デッキでゆっくりと過ごせます。
ハノイへ帰路

17時半に港へ戻り、そのままバスに残り込み帰途につきます。帰りは休憩1回のみ、19時頃でした。サービスエリアで食事するほどの時間はありませんが、バインミーなど買って車内で食べる事もできそうです。
20時ごろに旧市街のホテル着。降りる際に、ドライバーと車外で見送ってくれるガイドさんにそれぞれチップを渡して終了です。
ガイドさんはプロフェッショナルで、常に笑顔。よく気が利き、ジョークも面白く、雰囲気作りも上手。一生懸命仕事してくれていたので、気持ちよくチップを払えました。
参加して分かったポイントまとめ
- 送迎時間は正確。遅れると置いて行かれるので注意。
- カヤック代(3USD)は現金で。プラスチック容器の島への持ち込み禁止。
- かなり歩くので、歩きやすい靴で。
- 洞窟内はシーズンによっては涼しいので、薄手の羽織物があると安心。
- バス移動は3時間×2回だが、快適。リムジンタイプがおすすめ。
- 食事は可もなく不可もなく。景色重視のツアー。
- ガイドが非常にプロフェッショナルで雰囲気も良い。
まとめ:せっかくハノイに来たなら、ハロン湾はおすすめ
ハロン湾の独特な景色、圧巻の広さの鍾乳洞が印象に残るツアーでした。正直、世界トップレベルの観光地には及びませんが、個人的には一度は行く価値があると感じました。
これだけ盛りだくさんで、ツアー代が約7,000円だったので大満足!行って良かったと思います。ハノイ滞在中に1日空きがあるなら、間違いなくおすすめのツアーです。
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