【体験レポ】ホーチミン発メコン川クルーズ|実は大人気の「ザ・東南アジア」ツアーでした《ハチ・蛇・ワニ》

ホーチミンから日帰りで行ける人気観光地「メコン川」のツアー。
実はこのツアーが、意外…と言っちゃ失礼なのですが、けっこう人気。

実際に行って見ると、その理由が分かるツッコミどころ満載の爆笑ツアーでした。ツアーの実際の流れやみどころ、参加して感じたことをレポートします。

メコン川ツアーの基本情報

  • 出発地:ホーチミン市内(ホテル送迎付き)
  • 行き先ミトー(My Tho)エリア
  • 所要時間:約9時間(朝8時頃出発〜夕方帰着)
  • 料金目安:プラン選択・言語による
    • 約3,000円~(英語ガイド・大人数混載)
    • 約7,500円~(日本語ガイド)
  • 含まれるもの:往復ホテル送迎、英語または日本語ガイド、昼食、ボート代

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ツアースケジュールと体験レポート

7:45|ホテルピックアップ&出発

メコン川クルーズのバス

photo by KKday

朝は市内のホテルロビーに集合。オンタイムでバスが迎えに来て出発です。
参加者が全員揃うと、ガイドさんがマイクを取り自己紹介、自称「ベトナムのスギちゃん」。ずーっとしゃべりっぱなしでした。とても明るく、ギャグを言って盛り上げてくれます。ベトナムの生活や歴史の知識も豊富で、約2時間のドライブですが、飽きませんでした。

10:00|ミトー到着&メコン川クルーズへ出発

メコン川クルーズのメコン川

photo by KKday

ミトーのメコンデルタの船着き場に着くと、これから行く島について、ボードを使って説明してくれます。このあと、エンジン付きのボートに乗船し、島へ向かいます。

川は茶色く濁っていて、一見すると汚そう。でもこれは汚れているわけではなく、土壌の細かい粒子(堆積物)を含んでいるから。栄養分が豊富で「ホワイトウォーター」と呼ばれており、川の生態系を支えているそうです。

10:30|ココナッツキャンディー工房見学

メコン川クルーズのココナッツキャンディ

photo by KKday

最初の立ち寄り先は、ココナッツキャンディーの工房。ここではココナッツミルクを煮詰めて手作りキャンディーを作っています。興味深いのは、工程全部が手作りなこと!硬いヤシの実を割って、繊維を向いて、中の白い実の部分を取り出していくんですが、なぜかガイドのスギちゃん自らヤシの実を割っていく。実はこの島出身だから、できるんだとか。何か驚いて笑ってしまいました。

観光地のお約束で、このココナッツキャンディはもちろん販売してるんですが、これがおすすめ!バラマキ用のお土産にぴったりです。手作りで本当に美味しいし、他ではなかなか手に入りません。値段も1袋約200円とお手頃です。

近くの小さな果樹園では、南国フルーツもいただけます。ドラゴンフルーツ、パイナップル、ジャックフルーツ、あとはロンガン。ベトナム民謡の素朴な歌と演奏を聴きながらいただけます。

11:30|手漕ぎボートでヤシが生い茂る水路へ

メコン川クルーズの手漕ぎボート

photo by KKday

次は、小さな手漕ぎボートに乗り込んで、ジャングルクルーズ体験へ。船漕ぎさんの巧みなオールさばきで、地元の他の船や観光用ボートとすれ違いながら進んでいきます。

ヤシの木が生い茂る間を抜けていくと、静寂に包まれて、外界と遮断されたような特別な時間を体験できました。さっきの船と違いエンジン音が無いので、本当に静かな中を進んでいく。何の音も聞こえない中、水の上を船で進んでいくことって、日本ではなかなか無い事なので、これだけでも来たかいがあったと思えました。

12:00|昼食(エレファントイヤーフィッシュ)

メコン川クルーズのランチ

photo by KKday

昼食は、島のレストランでベトナム南部の郷土料理。名物「エレファントイヤーフィッシュ(象耳魚)」の姿揚げがツアーの目玉で、すごい推されてます。身をとってライスペーパーにのせ、野菜と米粉麺と一緒にタレ(甘辛くした魚醬やピーナッツソース)につけていただきます。

他にも、春巻きや鶏の照り焼き、野菜炒め、ご飯、スープ、デザートと量はとても多いです。味も、観光ツアーの料理ということで期待していなかったのですが、けっこう美味しかったです。飲み物だけが追加オーダーになりますが良心的な価格でした。

メコン川クルーズのナイルワニ

photo by KKday

食事後、敷地内でワニ釣り体験ができます。竿の先の肉の塊を上手に操って、ワニを食いつかせます。ワニはそこまで大きくないのですが、それでも迫力があり、けっこう怖いです。そして、隣の池には大量のナマズ。餌やり体験ができるのですが、餌をあげた瞬間に、凄い量のナマズが口を開けて取合うという様子が見れます。このあたり、東南アジアっぽいカオスな感じもツアーの醍醐味だと思います。

13:00|ハチミツ農園の見学・ニシキヘビとの触れ合い

メコン川クルーズのミツバチ巣箱

photo by KKday

近くのミツバチの巣箱を見学できるハチミツ農園にも立ち寄りました。地元産ハチミツをお茶に入れて試飲。これが結構美味しい。でも、蜂がまわりをブンブン飛んでいて、お茶に溺れてしまうほど。でも、刺さないので安全。また、ハチの巣に指を入れてフレッシュなハチミツを食べるという貴重な体験もできました、美味しかった!

メコン川クルーズのニシキヘビ

photo by KKday

そして、おもむろに檻からニシキヘビが取り出され、ニシキヘビとの記念撮影タイムが始まりました。ニシキヘビの体調にもよるようですが、抱っこしたり、首に巻き付けたりしてもらえます。普通、こういう記念写真ってそれなりのお値段がすると思うのですが、このツアーでは無料。是非、苦手でなければ一緒に撮影してみてください。

14:00|永長寺へ

メコン川クルーズのお寺

photo by KKday

この後、帰りのボートではココナッツのジュースをいただけます。そして、最後の観光地、永長寺へ。永長寺は、日本のお寺と違ってきらびやか。仏教、クメール、華僑、フランスの建築様式が取り入れられています。

ここで、個人的に驚きだったのは、仏像のまわりが電飾!!カラフルな仏像と日本で見たことはなかったので、驚きでした。なお、ツアーのスケジュールや交通状況によっては、メコンデルタ観光の前に永長寺を訪れる場合もあるようです。

 この後、1時間半ほどかけて、ホーチミン市へ帰ってきました。私達がホテルに着いたのは16時頃でした。

参加してみた感想

メコン川クルーズの地図

photo by KKday

手漕ぎボート、トゥクトゥクに乗り、ヘビやハチやワニとの記念撮影もできて、盛りだくさんの内容のツアーでした。ベトナムの文化・宗教・食・自然について深く知ることができ、とても貴重な体験となりました。

「ザ・観光」のツアーなので、見学の後、お土産や商品の販売がお約束のようにありますが、無理に買わそうということもなく、気持ちよく過ごすことができました。

ホーチミンの街歩きも良いですが、せっかくなら特別な体験もしたい方には絶対におすすめです。ご家族連れも十分楽しめる内容だと思います。

参加前のアドバイス

  • 服装:暑いので薄手で動きやすい服装がおすすめ
  • 帽子・日焼け止め:ボート上は日差しが強いです
  • 雨具:基本的に雨天決行なので、雨具持参がおすすめ。特に雨期(5~10月)
  • チップ:手漕ぎボートの方に少額(2万ドン~:約120円)渡すのが一般的

まとめ

メコン川クルーズの手漕ぎボート

photo by KKday

ホーチミンから日帰りで参加できるメコン川ツアーは、自然と文化を感じられるおすすめのアクティビティでした。観光を楽しむとともに、心が癒される1日を過ごせました。

今回、特に良かったと感じたのは、ガイドさん!
こういったツアーの満足度は、ガイドさんの腕にかかっている部分も大きいと思います。KKdayツアーのスギちゃんは雰囲気作りも上手く、ガイドとしての知識も豊富、そして気配りも素晴らしかったです。ただ単に観光地を周るだけではなく、土地の歴史や魅力や現地の方に触れる良い機会になりました。おすすめです。

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👉 【KKday】メコン川ツアーをチェック!(日本語ガイド)

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